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配線の種類には、様々なものがあります。また、配線工事をする際に持っていなければならない資格も存在します。ここでは、配線の種類と配線工事をする際に役立つ資格など、配線についての様々な知識を紹介してゆきましょう。
代表的な配線の種類としては、LAN配線、アンテナ配線、スピーカー配線、ホームテレホン配線などが挙げられます。
LAN配線はルーターやHUBを設置する所を基点に、1つのHUB(ネットワークの中心に位置する集線装置)から複数の端末に接続するスター型の配線をします。一般的に配線距離に制限(100mまで)がありますが、HUBを中継にして接続すれば延長することは可能です。配線部材、機器などの規格により通信速度が変わることもあるので注意が必要で、特殊な工具を使用するため個人設置は難しいということから業者に施工を依頼するのが一般的でしょう。
アンテナ配線は、アンテナ、分配器などからTVまで配線します。設置するTVの数、電波の強弱によっては、アンテナが受信した信号を増幅するブースターが必要となる場合があります。
スピーカー配線はアンプを基点にスピーカーにコードを配線、ホームテレホン配線は親機から子機を設置する部屋まで前述のスター型の配線か、1つの伝送路が枝分かれして接続されるバス型の配線がなされます。
電気通信設備工事担任者
電気通信設備工事担任者は、電気通信回線の端末設備工事もしくはその監視をするための資格です。かつてはアナログ・デジタル総合種、アナログ第1種~第3種、デジタル第1種~第3種の7区分でしたが、2005年8月1日の工事担任者規則改正により、以下の7区分に変更されました。ただし、旧来の資格者証は規則改正後も有効で、それぞれ従来通りの範囲で工事を行えます。
- AI・DD総合種
- DD第1種
- DD第2種
- DD第3種
- AI第1種
- AI第2種
- AI第3種
電気工事士
電気工事士は、電気工事を行う際に必ず必要となる資格です。原則として電気工事士の免状を受けていない限り、一般用電気工作物及び500kW未満の自家用電気工作物の工事を行うことはできません。
消防設備士
消火器やスプリンクラーなどの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備、救助袋などの避難設備の設置工事・点検整備を行うことができる資格です。配線工事に従事するなら、必須の資格と言えるでしょう。
高所作業車運転者
高所作業車運転業務特別教育と高所作業車運転技能講習とを修了し、例えば離れた位置にある事務所と工場との間をつなぐ配線など、高所で作業する際に使用される高所作業車を運転できる人のことです。